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» 2020年01月15日 10時38分 公開

大学構内の「足」に電動キックボード 今春にもサービス開始

全国規模では初となる電動キックボードの商用サービスが、今春にも東北大学など全国約10の大学構内で始まることが分かった。

[産経新聞]
産経新聞

 全国規模では初となる電動キックボードの商用サービスが、今春にも東北大学など全国約10の大学構内で始まることが14日までに分かった。電動キックボードの運転には通常、原付き免許が必要だが、大学構内は私道扱いで免許が不要となるため時間制料金で貸し出す。電動キックボードの開発やサービス運営を手掛けるベンチャー企業、Luup(ループ、東京)の岡井大輝社長が産経新聞の取材で明らかにした。

同社初の四輪の電動キックボードに試乗するLuupの岡井大輝社長=7日、東京都千代田区

 電動キックボードは手軽な移動手段として欧米で普及が進んでおり、「すでに大学のキャンパスでは有用性が認識されている」(岡井氏)という。

 日本でも、政府が公道利用の規制緩和を検討しているが、ループは、横浜国立大構内で昨年実施した実証実験などが学生に好評だったことから、先行して大学構内での利用普及を促す。

 現在、東北大など約10大学と今春のサービス開始に向けて調整を進めており、具体的な開始時期や利用料金など詳細は大学ごとに今後詰める。

 一方、岡井氏は、高齢者や障害者の「足」としての利用にも注力する考え。海外の電動キックボードは二輪が主流だが、ループは安定性が高い四輪で、立って乗るモデルと座って乗るモデルも開発。免許を返上した高齢者や心臓に障害を抱える人向けに乗車実験も実施しているという。岡井氏は、今後の開発の方向性について「危険な場所では自動で速度を落としたり、機体が倒れると家族に通知が行く仕組みも可能だ」としている。

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