ニュース
» 2020年01月24日 13時45分 公開

屋内でも安定飛行 千葉大発のベンチャーが小型産業用ドローン発売

屋内の狭小空間でも安定飛行でき、積載物がない場合は最長48分の連続飛行が可能だ。

[産経新聞]
産経新聞

 千葉大学発の小型無人機(ドローン)ベンチャー、自律制御システム研究所(ACSL)は23日、国産の小型産業用ドローン「Mini(ミニ)」を開発、同日に発売を始めたと発表した。屋内の狭小空間でも安定飛行でき、積載物がない場合は最長48分の連続飛行が可能だ。

小型ドローン「Mini」を手にする自律制御システム研究所の鷲谷聡之最高執行責任者(COO)=23日、東京都中央区(松村信仁撮影)

 全長70.4センチ、高さ30センチ。重さ3.15キロ。高度150メートルまで、風速毎秒10メートルまでの風なら飛行可能。操縦を担うフライトコントローラーは独自開発のものを採用。機体に6個のセンサーを搭載し、前方との物体の距離を一定に制御、周囲との衝突を回避する。

 別売りのプログラムにより、トンネルの中など、全地球測位システム(GPS)対応衛星からの電波が届かない環境下での自律飛行が可能だ。

 小型ドローンは中国製が主流だが、ミニの通信関連部品は国内製を採用し、最終組み立ても国内で行うなど、セキュリティーを気にする企業のニーズに応えた。

 本体価格は80万円(消費税別)。主に交通などのインフラ(社会資本)関連、プラント、建設関連業界を中心に拡販。初年度100台の販売を見込む。

 ACSLは、野波健蔵・千葉大名誉教授の研究開発による独自の飛行制御技術をもとに、平成25年11月に設立。30年12月に東証マザーズに上場している。

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆