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» 2020年02月12日 14時17分 公開

段差越え、集中清掃……パナソニックが最新ロボット掃除機発売へ

360度全方位の空間を認識するセンサーを採用し、ごみの取り残しを低減。

[産経新聞]
産経新聞

 パナソニックは10日、ロボット掃除機「RULO(ルーロ)」の最新モデルを3月下旬に発売すると発表した。360度全方位の空間を認識するセンサーを採用し、ごみの取り残しを低減。国内市場初となる段差を乗り越える機能や指定した場所を集中的に清掃する機能も備えており、共働き家庭などでの利用を想定している。

ごみの取り残し3分の1

段差を乗り越える機能を搭載したパナソニックのロボット掃除機「RULO(ルーロ)」=10日、大阪市

 これまで同社のロボット掃除機はカメラで空間を認識していたが、最新モデルは円盤型のセンサーを持ち、全方位(半径8メートル)の間取りや床にある障害物を認識。壁や障害物の直近まで清掃し、部屋の状況に合わせて効率のいいコースを走行することで、従来に比べごみの取り残しを平均で約3分の1に減少させた。

 これまでマットなどの段差があれば進むことができなかったが、最新モデルは2.5センチまでの段差なら本体を持ち上げて乗り越えることも可能。使用者の後を追い、指定された場所を重点的に清掃する「OTOMO(おとも)」機能や、グーグルのスマートスピーカーに対応した音声操作機能、スマートフォンアプリによる外出先からの遠隔操作機能も搭載した。価格は15万円程度、生産台数は年間約1万2千台を想定しているという。

中国「シャオミ」も参入

 最新モデルは千葉工業大学との共同開発で平成30年11月に発表したコンセプトモデルを商品化した。

 国内のロボット掃除機市場は中国のスマートフォン大手「シャオミ」も参入するなど競争が高まっており、同社の岡内理クリーナー事業総括担当は「他社製品との差別化を図ってロボット掃除機への不安を解消し、家事に時間を割きにくい共働き家庭などで活用してもらいたい」と話していた。

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