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» 2020年07月28日 07時53分 公開

炎上、ネットいじめ……AI駆使して火消し、新サービス続々 (1/3)

人工知能(AI)を活用してネガティブな投稿を検知したり、デマ情報の拡散からブランドイメージを守ったりするサービスが登場している。

[産経新聞]
産経新聞

 インターネット上の不適切な投稿などを端緒に、批判や誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)が燃え上がるように殺到する「炎上」。誰しもがSNSに接する今、ダメージは想像以上に大きく、企業経営を揺るがせるケースも懸念される。そうした中、人工知能(AI)を活用してネガティブな投稿を検知したり、デマ情報の拡散からブランドイメージを守ったりするサービスが登場し、好評を得ているという。(土屋宏剛)

リスクを検知

 《〇〇がうちの店に来た!会員情報から住所もわかる笑》

 勤務先に芸能人が訪れたことを自慢したかったのだろうか。ブランドショップのアルバイト店員がツイッターにこう投稿したところ、騒ぎが瞬く間に広がった。

 投稿から数時間後には、過去の投稿から具体的な店舗名なども特定された。「情報漏洩(ろうえい)なのでは…」「バイトへの教育はどうなってるのか」。勤務先には批判的なコメントも寄せられ始めた−。

 これはリスクモニタリングサービスを提供している、IT企業「エルテス」(東京)が実際に扱った一例だ。

 エルテスのサービスは、ツイッターをはじめとしたSNSなどから取得した情報を、AIや人の目で監視し、初期対応を支援するもの。エルテスによると、この時点で、AIが勤務先に関するネガティブな投稿を複数検知し、分析チームがブランドショップの担当者に報告。さらにエルテス側のコンサルタントチームが、対処方法をアドバイスするなどした。

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