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» 2020年10月21日 07時54分 公開

宇宙でiPS細胞培養 野口さんISSミッションで

宇宙航空研究開発機構は、11月に国際宇宙ステーションへ向かう野口聡一さんら宇宙飛行士がISSの日本実験棟「きぼう」で、人工多能性幹細胞を使った実験を行うと発表した。

[産経新聞]
産経新聞

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、11月に国際宇宙ステーション(ISS)へ向かう野口聡一さん(55)ら宇宙飛行士がISSの日本実験棟「きぼう」で、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った実験を行うと発表した。

 実験では、ヒトのiPS細胞から作製した肝臓の基となる「肝芽(かんが)」を、大きな血管と一緒に専用の装置で培養。先行研究では、重力が小さい宇宙空間では細胞が凝集しやすいとされており、きぼう内で実際に血管周囲に肝芽が集まるかどうかを観察する。

 地上での培養より立体的に凝集する様子が確認されれば、iPS細胞から立体臓器の作製を目指す再生医療研究への応用につながる可能性があるという。

 野口さんは3回目の飛行で、米企業スペースXの新型宇宙船クルードラゴンでISSに向かう。今月末に出発予定だったが、追加点検のため、打ち上げは11月上旬から中旬以降に延期された。

 野口さんはISSに約半年間滞在。きぼう内で、宇宙での物の燃え方を調べる研究やタンパク質の結晶を作る実験など9つのミッションを手掛ける。

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