ニュース
» 2020年10月26日 08時37分 公開

月探査の宇宙飛行士募集 JAXA、来秋に若干名

2020年代に日本人による月探査が始まることをにらみ、宇宙航空研究開発機構は月に向かう飛行士の選抜を本格化させる方針だ。

[産経新聞]
産経新聞

 萩生田光一文部科学相は23日の閣議後会見で、来秋をめどに日本人宇宙飛行士の新規募集を行うと発表した。2020年代に日本人による月探査が始まることをにらみ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は月に向かう飛行士の選抜を本格化させる方針だ。日本人宇宙飛行士の新規募集は13年ぶり。若干名を採用する。

宇宙飛行士が月面で活動する米国のアルテミス計画の想像図(NASA提供)

 米国が約半世紀ぶりに有人月面着陸を行う「アルテミス計画」を進めており、日本も月探査への協力などで合意。米国は2024年に自国の飛行士を着陸させる。その後、日本の飛行士にも着陸機会が訪れる見込みだ。

 今回募集する飛行士は、アルテミス計画を念頭に、月面での探査活動に向けた訓練を行う。

 JAXAの宇宙飛行士は現在7人。いずれも宇宙飛行を果たしている。ただ、平均年齢は51歳で、飛行士育成には4〜5年を要することに加え、技術や知識、手法の継承のため、新たな人材が必要になっていた。今後は5年に1度程度のペースで宇宙飛行士の募集を行っていく方針。

 アルテミス計画は、新型の有人宇宙船と大型ロケットで月に向かい、日本などと協力して月上空を周回する基地「ゲートウエー」を建設し、月面へ降り立つ構想。日米両政府は今年7月、日本人が初の月面着陸を行うことで合意した。

 平成20年の前回募集では国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する飛行士として3人が選ばれている。

 今後予定されている日本人飛行士の活動では、野口聡一さん(55)が11月にも宇宙へ出発。米国の新型宇宙船クルードラゴンに乗船し、国際宇宙ステーションに滞在する。

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆