小型無人機(ドローン)の開発を手掛けるベンチャー企業を投資対象とするドローンファンド(東京都渋谷区)は、3号ファンドを立ち上げた。2018年8月に立ち上げた2号ファンドの約2倍となる100億円を、来年3月までに企業や個人投資家などから集める。
政府は23年度にエアモビリティー(空を飛べる移動体)の事業開始を政策目標に掲げており、これを受けて、ドローンやエアモビリティー関連のベンチャー企業が次々と設立されている。3号ファンドは、第5世代(5G)移動通信システムの活用やデジタル技術の活用による変革をテーマに、社会実装につながる事業に投資を行う。
3号ファンドへは、SMBC日興証券、NTTドコモ、ソフトバンク、農業機械製造の小橋工業(岡山市南区)、国際航業、起業支援のリバネス(東京都新宿区)が既に出資を決めた。
ドローンファンドは2本のファンドを通じて、国内外40社超のベンチャー企業に投資。18年には、千葉大学発ベンチャー企業の自律制御システム研究所(ACSL)がファンドからの投資先としては初となる東証マザーズ上場を果たした。
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