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» 2020年11月25日 08時26分 公開

AIで冬の路面状態判別 12月から福井で実証実験へ

人工知能ベンチャーのスペクティと日本気象協会は、路面状況の撮影画像からAIでその状態を判別する技術を開発した。

[産経新聞]
産経新聞

 人工知能(AI)ベンチャーのスペクティ(東京都千代田区)と日本気象協会(同豊島区)は24日、路面状況の撮影画像からAIでその状態を判別する技術を開発したと発表した。12月から来年8月まで福井県で実証実験を行う。

 実証実験では、福井県内の複数個所に設置された路面状況を監視するカメラの画像を活用。冬場の路面の画像をAIに学習させ、乾燥、湿潤、シャーベット、凍結、積雪などを瞬時に判断させる。複数のカメラの画像を活用することで、広範囲にわたって路面状態の把握をしやすくする。また判定の精度などを調べ、精度の向上を図る。

 冬の道路の積雪や凍結などはスリップ事故の原因となる。また平成30年2月に福井県を襲った豪雪では国道上に約1500台の車が長時間にわたって立ち往生し、物流や市民生活に大きな影響をもたらした。

 一方で観測機器が高価なため、これまで路面状況の確認を目視に頼らざるを得ないなどの課題を抱えていた。

 スペクティは23年11月に設立。独自開発のAIを活用して、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上の動画や画像を自動で収集し、分析を加えたうえで情報を配信するサービスを手がけている。

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