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» 2021年01月11日 09時37分 公開

大和ハウス工業・芳井敬一社長 多角経営、コロナ禍でも強み

物流や商業施設開発なども手掛けるわれわれの事業ポートフォリオの強さが改めて見直されたとも感じている。

[産経新聞]
産経新聞

 −−新型コロナウイルス禍で見えた経営課題は

報道各社の合同インタビューに応じる大和ハウス工業の芳井敬一社長=12月24日、大阪市内(黒川信雄撮影)

 「令和元年10月に実施された消費税増税も乗り切り、昨年は自信を持ってのぞんだ年だったが、コロナ禍で状況は大きく変化した。ただ、物流や商業施設開発なども手掛けるわれわれの事業ポートフォリオ(組み合わせ)の強さが改めて見直されたとも感じている。コロナ禍ではマスクなどの需要が急激に増大し、物流関連事業には多くの方が声援を送ってくださった。商業施設でも、ドラッグストアの開発などを数多く手がけさせていただいた」

 −−住宅事業では、コロナ禍で住宅展示場が閉鎖されるなど、逆風が吹いた

 「住宅事業をめぐっては、政府が省エネ住宅の新築などに付与するポイント制度の導入を計画するなど追い風もあり、しっかりと取り組んでいきたい。オンラインで自分好みの住宅の仕様を選べるサービスも好評で、住宅建設の楽しさも訴求したい。一方、住宅展示場は、もっとお客さまに期待していただける形を模索しなくてはならないだろう」

 −−物流関連事業は好調が続く。今後の見通しは

 「電子商取引の利用拡大を受け、顧客への配達をより短時間で行えるよう、物流施設がより都心部に近づく傾向がある。その意味で、まだ伸びしろが大きいと感じている。また将来的には、商品の受け取りを住民自身が行うような取り組みも広がるのではないかと思っている。今年はそのようなサービスの試験運用も検討していきたい」

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