ニュース
» 2021年02月16日 08時00分 公開

西鉄とLINE福岡、DX推進などで提携協定

LINEグループが民間企業と同種の協定を結ぶのは初めて。両社は、協業の第1弾としてLINEのアプリで予約して定期券を販売所で並ばずに購入できるシステムを3月1日に導入する。

[産経新聞]
産経新聞

 西日本鉄道と無料通信アプリLINE(ライン)の運営会社の子会社、LINE福岡は15日、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を目指し連携協定を締結した。LINEグループが民間企業と同種の協定を結ぶのは初めて。両社は、協業の第1弾としてLINEのアプリで予約して定期券を販売所で並ばずに購入できるシステムを3月1日に導入する。

連携協定を締結した西日本鉄道の倉富純男社長(左)とLINE福岡の鈴木優輔最高執行責任者

 予約システムは西鉄福岡(天神)駅の定期券販売が対象。これまで定期券販売所が混雑する3月と9月には1時間以上の待ち時間が生じていた。新システムで予約すると、順番が来ればLINEで連絡が届き、発売所内で行列をつくって待つ必要がなくなる。利用者には駅周辺の商業施設での割引クーポンを発行し、利用促進につなげる。

 両社は、電車やバスの混雑状況を西鉄のLINE公式アカウントで発信するシステムの開発などで協力を進めてきた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、事業構造変革を進める西鉄としては福岡市との協業で多くの実績があるLINE福岡のノウハウを活用し、業務改革を加速させたい狙いがある。一方、LINE側は市民生活に根差す西鉄との協業を「影響力が大きい」(鈴木優輔・LINE福岡最高執行責任者)と見ており、ブランド価値の向上を見込めるとしている。

 この日記者会見した西鉄の倉富純男社長は「どうしても四角四面で、縦割りになる私どもに、丸い横串を刺してもらいたい」とLINE側に期待を示した。

 鈴木氏は「どんどん提案してほしいという期待にしっかり応えていく」と語った。

定期券発行の予約システムについて説明するLINE福岡の鈴木優輔最高執行責任者

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆