ニュース
» 2021年02月26日 08時22分 公開

VR配信が演劇でも 自宅で舞台の視点体験も

実際にそこにあるかのような体験ができる「バーチャルリアリティー」技術が、長引く新型コロナウイルスの影響で配信への広がりを見せている。

[産経新聞]
産経新聞

 実際にそこにあるかのような体験ができる「バーチャルリアリティー(VR)」技術が、長引く新型コロナウイルスの影響で配信への広がりを見せている。

VR演劇「僕はまだ死んでない」では、舞台上に病室のセットを作り、360度撮影できるカメラでベッドに横たわる人の視点で撮影した

 VRは専用のめがねやゴーグルを使うことで目の前に仮想空間を作り出し、まるでそこにいるかのような体験ができる技術。以前からライブやイベントで利用が広がっていたが、5Gなど通信技術の向上とコロナ禍によるステイホームにより、配信でも楽しもうという動きが増えてきた。

 演劇では、VRによる視聴を目的に作られた作品「僕はまだ死んでない」の配信が今月から始まった。ベッドに横たわる主人公になった気分で、360度自由に視界を動かせる。立体で見るには、めがねやゴーグルが必要だが、視点の切り替えはスマートフォンやパソコンで操作できる。同作を演出したウォーリー木下さんは「いずれは観客が舞台で出演者と“握手”するなど双方向で楽しめるようになるかもしれない」と今後の展開に意欲を見せる。

 コンサートの配信でもVRは活用されている。平成19年に亡くなった歌手、坂井泉水さん(ZARD)のデビュー30周年記念として配信されているのが、ライブ映像と打ち上げ花火を合成した「VR花火SHOW」。コロナ禍でさまざまな体験が難しくなる中、VRは自宅にいながら楽しめるエンタメの可能性を広げている。(道丸摩耶)

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆