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» 2021年09月21日 11時00分 公開

漁港から15分 「空飛ぶカツオ」ドローン直送(2/2 ページ)

[産経新聞]
産経新聞
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 また道の駅のレストラン側も、利用客が平日の約3倍に増える土曜にカツオの入荷がなく、町の特産品にもかかわらず、新鮮なカツオの刺し身を提供できなかった。

 そんな課題を一気に解決しようというのが、今回の実証実験の狙いだ。

未来型ビジネスへの第一歩

 実証実験ではオンラインによる発注・受注、決済、ドローンによる輸送、顧客への提供まで、一連の流れを検証。すべてが順調で、ドローンが事前にプログラムしたルートで正確に飛行することも確認できた。

 地元の漁師、今村喜代人さん(70)は「より良い状態で販売でき、漁師の収入も増える。これが実現すれば、漁業が変わる」と期待を寄せる。

 ただ現状では、ドローンを活用する場合、安全性の観点から、操縦者や補助者による目視ができない場合の飛行は基本的に認められていない。実際にビジネスとして軌道に乗せるには今後、官民を挙げて関連法令の整備や技術向上などに取り組む必要がある。

 実証実験は、そんな未来型ビジネスの実現に向けた第一歩となる。ソフトバンクの担当者は「ドローンは災害時の物資や山間部の医薬品など、さまざまなシーンで輸送に活用できる。ドローンで地域の発展や課題解決に取り組んでいきたい」と意欲をみせる。(前川康二)

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