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» 2021年09月23日 09時38分 公開

カシオ計算機 2年かけ実現、「Gショック」スマート化にかけた思い

ショックならではの耐衝撃構造や20気圧防水を実現した。ごつごつした見た目など、時計の筐体はGショックそのもの。

[SankeiBiz]
SankeiBiz

 開発本部第二開発統括部 伊藤正樹さんに聞く

 ――腕時計ブランド「Gショック」で初のスマートウオッチを5月に発売した

 「Gショックならではの耐衝撃構造や20気圧防水を実現した。ごつごつした見た目など、時計の筐体はGショックそのもの。グーグルの時計用OS(基本ソフト)を搭載し、好きなアプリを入れられる」

カシオ計算機の伊藤正樹さん

 ――どんな使い方ができるのか

 「15種類のアクティビティと24種類の屋内ワークアウトに対応している。たとえばランニングの場合、1キロを何分で走ったか把握しながら走れる。走っている最中の平均心拍数や心拍数の推移など、自分がどういう動きをしていたかが記録できる」

 ――このプロジェクトにどのように携わったのか

 「開発期間は約2年。理想を求める商品企画チームと現実解を求める開発チームの両者が納得する仕様を作った。例えば釣りをする人が使う場合、画面にどんな表示があるとうれしいか。どんな環境で釣れたかが分かれば次に釣りをする際プラスになるのではないかと考え、釣れた時刻や気圧を記録できるようにした」

 ――コロナ禍ならではの開発の苦労は

 「ウェブ会議が増え、開発者同士のコミュニケーションが取りづらかった。実際に時計をつけて運動をする性能試験も苦労した。マスクを着けながらのランニングはきつかった」

 ――今後の自分なりの展望は

 「今はこの機種とつながるスマートフォンアプリの仕様に関する仕事をしている。今後はそのスマホアプリの側から使い方や(利用者の)体験を広げていきたい。お客さまに喜ばれる商品ができればすてきなことだ」


 【プロフィル】いとう・まさき 東京理科大大学院理学研究科修了。平成25年カシオ計算機入社。コンシューマ事業部、コンシューマ開発本部などを経て、令和2年6月から現職。東京都出身。

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