ニュース
» 2021年11月12日 07時53分 公開

都心部にヘリ離着陸 「空飛ぶクルマ」実現に向け実証実験

ANAホールディングス(HD)やオリックスなどは11日、2025年大阪・関西万博での輸送手段として活用が期待される「空飛ぶクルマ」の実現に向け、高層ビルの屋上にあるヘリポートを活用する実証実験を行った。

[産経新聞]
産経新聞

 ANAホールディングス(HD)やオリックスなどは11日、2025年大阪・関西万博での輸送手段として活用が期待される「空飛ぶクルマ」の実現に向け、高層ビルの屋上にあるヘリポートを活用する実証実験を行った。この日はヘリコプターを使用し、都市部で飛行した際の騒音や、地上の交通機関との移動時間の差などを調べた。

空飛ぶクルマの実現に向けた実証実験が行われ、都心部にあるビルの屋上へリポートでヘリコプターの離発着の様子が披露された=11日、大阪市西区(前川純一郎撮影)

 11日午後に公開された実証実験では、ヘリコプターは大阪府泉佐野市の関西国際空港を出発し、大阪市中心部のオフィス街にあるオリックス本町ビルのヘリポートに到着、さらに神戸空港(神戸市中央区)に向かった。電車や地下鉄を乗り継いだ場合、約1時間かかる関空からオリックスまでの移動時間がヘリの場合12分だった。搭乗したオリックスの担当者は「渋滞もなく、本当に便利。雨は降っていたが、天候も気にならなかった」などと話した。

 空飛ぶクルマは電動で自動操縦が可能な垂直離着陸機のことで、次世代の移動手段として各国で開発が進められている。空飛ぶクルマの運航サービスを視野に入れるANAHDの保理江(ほりえ)裕己(ゆうき)・エアモビリティ事業化プロジェクトディレクターは大阪・関西万博で「市内や空港と会場とを結ぶ輸送サービスを提供していきたい」と話した。

 実験は、大阪府が進める、空飛ぶクルマの実現に向けた調査事業の一環として行われた。日本では、都市部において離着陸に利用できる場所が数少ないとして、離着陸場の確保や法整備など、実用化に向けた環境整備が求められている。

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆