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» 2022年01月27日 08時21分 公開

アサヒグループホールディングス社長 勝木敦志さん(61) 組織再編で海外強化 日欧豪に期待

成果としては「生ジョッキ缶」や、サプリメントの成長。物流の効率化や自販機の構造改革が進み、利益が出やすい体制になった。

[SankeiBiz]
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――令和3年の総括と4年の展望は

 「業務用酒類や自動販売機の飲料、タブレット菓子は、新型コロナウイルス禍の影響が大きい。成果としては『生ジョッキ缶』(のヒット)や、サプリメントの成長。物流の効率化や自販機の構造改革が進み、利益が出やすい体制になった」

 「課題は原材料の高騰。3年に比べ4年は250億円程度コストが上昇するだろう。影響が出るのは否めないが、今年も利益を出していける」

インタビューに応じるアサヒグループホールディングスの勝木敦志社長=東京都墨田区吾妻橋(酒巻俊介撮影)

――ノンアルコール、低アルコール商品が注目を集めた

 「まだ満足していない。ノンアル、低アル商品の販売容量構成比は9%程度だが、7年に20%にする計画だ。(お酒を控え)飲まない時でも、豊かさを感じてもらうには非常に有効なカテゴリー。計画を達成し、市場をつくっていく」

――4年から中間持ち株会社「アサヒグループジャパン」を設け、傘下に国内事業会社を置く

 「日本、欧州、オセアニア、東南アジアの4つの地域統括本部が完成する。日本の地域統括本部を兼ねていたアサヒグループホールディングスは、グローバル戦略の立案に特化する。各地域統括本部は意思決定を早め、戦略遂行に集中する。地域間の意見交換も進め、ベストプラクティスを全世界展開する」

――成長を牽引(けんいん)するのはどの地域か

 「欧州と豪州はコロナ禍からの回復も早く、プレミアム化などで伸びが期待できる。日本でも段階的な酒税の変更でビールシフトが続き、5年、6年にかけて大きな成長が望める」(加藤園子)

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