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» 2022年03月28日 08時01分 公開

タカラトミー、AR玩具で新ビジネス 電動ヨーヨーの軌道加工 TikTokと連携

アプリのカメラ機能で遊んでいる様子を撮影すると、ヨーヨーの軌道上に光や線が表示される。撮影した動画を動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に投稿できるよう連携し、デジタルと融合させた新たな遊びとして提案、玩具の収益拡大につなげる。

[産経新聞]
産経新聞

 玩具大手のタカラトミーは専用アプリを使って拡張現実(AR)を楽しめる電動ヨーヨー「MUGENYOYO(ムゲンヨーヨー)」を5月26日に発売する。アプリのカメラ機能で遊んでいる様子を撮影すると、ヨーヨーの軌道上に光や線が表示される。撮影した動画を動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に投稿できるよう連携し、デジタルと融合させた新たな遊びとして提案、玩具の収益拡大につなげる。

電動モーターを搭載した「MUGENYOYO」=東京都港区(黄金崎元撮影)

 MUGENYOYOは、玩具とデジタル、エンターテインメントを融合させた商品コンセプト「デジトイメント」をテーマに企画した同社の第1弾。新たな遊びを開拓するため、2年前に米国の「月着陸計画」にちなんで設立した開発チーム「ムーンショットプロジェクト」が手掛けた。

 電動ヨーヨーにはモーターを搭載し、初心者でも簡単に多彩な技に挑戦できるようにした。プレー中には回転で発光ダイオード(LED)が点灯する。スマートフォンに専用アプリをダウンロードして、遊ぶ様子をカメラ機能「ARエフェクト」で撮影すると、ヨーヨーの動きに合わせて光や線などを付け加えられる。

ARでヨーヨーの軌道に光を入れて“クール”な動画を作成できる(タカラトミー提供)

 専用アプリ内のボタンを押すと、TikTokの編集画面に移動する。そこで、動画にコメントや音楽を付けて投稿し楽しむ。専用アプリを介してTikTokと連携する玩具は国内で初めてという。「グラフィックス」と呼ばれる動画の上に重ねるARコンテンツは40種類以上を用意した。まずは5種類からスタートし、トレーニングを重ねてスコアがたまると種類が増え、他のグラフィックスを使いながら撮影できるようになる。価格は5940円(税込み)。

 動画などを簡単に見ることができるスマホの普及で子供の遊びも変化している。ムーンショットプロジェクトの山崎正彦ゼネラルマネジャーは「メーカーが時代の変化に対応した新たな遊びを提案しないといけなくなってきている」と話す。タカラトミーは今後、「デジトイメント」商品を新規商品群に育てる方針。新しいもの好きな顧客を囲い込み、付帯サービスなども提供する形で「リカーリング(継続課金)」型のビジネスを展開したい考えだ。(黄金崎元)

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