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» 2022年05月26日 08時20分 公開

クルマをくつろげる団らんの場に 旭化成が次世代コンセプトカー披露

ハンドルなどをなくし、住宅の中にいるようにくつろげる快適な室内空間を実現し、来場者の注目を集めた。

[産経新聞]
産経新聞

 自動車に関する最新技術を集めた展示会「人とくるまのテクノロジー展2022横浜」が25日、横浜市のパシフィコ横浜で開幕した。旭化成は、自動運転の普及などを見据え、クルマの新たな価値を追求した次世代コンセプトカー「AKXY(アクシー)2」を披露。ハンドルなどをなくし、住宅の中にいるようにくつろげる快適な室内空間を実現し、来場者の注目を集めた。

旭化成が披露した次世代コンセプトカー「AKXY2」 =5月25日、横浜市(宇野貴文撮影)

蓋のような窓、上下に開閉

 まず驚かされるのは、窓が蓋のように車体を覆う形をした斬新な外装だ。前後左右だけでなく、天井まで透明になっており、室内は丸見えになっている。車両を軽量化するとともに、デザインの自由度を高めるため、窓にはガラスの代わりに樹脂が使われている。

 窓は上下に移動して開閉する仕組み。開いた状態だと、まるで公園などにある東屋のようだ。担当者は「クルマの中と外にいる人がコミュニケーションができる団欒(だんらん)の場にした」と語る。

旭化成が披露した次世代コンセプトカー「AKXY2」=25日、横浜市(宇野貴文撮影)

シートは3次元立体編物

 自動運転ができるという設定で、室内にはハンドルはない。シートには、クッション性や耐久性などに優れた3次元立体編物を採用し、長時間座っていても疲れにくくした。

 旭化成は平成29年から、「Asahi Kasei (かける)You(お客さま)」という思いを込めた次世代コンセプトカーのAKXYシリーズを制作している。

旭化成が披露した次世代コンセプトカー「AKXY2」の室内 =5月25日、横浜市(宇野貴文撮影)

AKXY2は3代目。「Sustainability」(持続可能なクルマづくり)、  「Satisfaction」(クルマの満足度向上)、「Society」(社会とクルマのつながり)の「3つのS」をコンセプトに開発された。

 旭化成は「AKXY2が一粒の種となって、ディスカッションや共創を通じて何かの形に結実していくことを思い描いている」としている。(宇野貴文)

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