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» 2023年07月06日 08時12分 公開

翻訳が浮き出る透明ディスプレイ、対面でスムーズに会話 西武鉄道、訪日客対応で実証実験へ

ディスプレーを挟んで対面で顔を合わせながらコミュニケーションをとることができ、より自然に近い形で会話できるのが特徴。

[産経新聞]
産経新聞

 外国人観光客とスムーズにコミュニケーションをとるため、西武鉄道は10日から、話した言葉の翻訳文が表示される「翻訳対応透明ディスプレイ」の実証実験を西武新宿駅で始める。ディスプレーを挟んで対面で顔を合わせながらコミュニケーションをとることができ、より自然に近い形で会話できるのが特徴。改善点などを検証し、秋ごろの本格導入を目指す。

西武新宿駅で公開された翻訳対応透明ディスプレイの実証実験=5日午前、東京都新宿区(萩原悠久人撮影)

 「How can I go to Kawagoe?」

 実証実験を前に西武新宿駅で5日に行われたメディア公開。外国人向けのサービス窓口に設置された縦69センチ、横75センチのディスプレーの前で、外国人役の女性スタッフが英語で質問した。

 すると、対面する案内係の男性側には英文とともに「川越へはどうやって行けばいいですか?」との和訳文が浮かび上がった。その間にタイムラグはない。やり取りは吹き出し形式で表示され、会話の履歴が残る仕組みになっている。

 西武鉄道によると、12の言語に対応。日本語をベースにしたシステムのため、翻訳の精度が高いという。システムの導入により、外国語スタッフを配置しなくても多言語でのコミュニケーションが可能になる。

 観光庁のアンケートでは毎年、“言語の壁”が課題点の上位に並んでおり、西武鉄道の担当者は「海外の方が言葉という壁を感じることなく旅を楽しんでほしい」と話している。

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