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» 2023年09月29日 07時55分 公開

京セラ 再エネ電力供給ビジネスに参入 自社の太陽光発電システムから電力調達

住宅や企業の工場に初期投資なしで太陽光発電システムを導入できるサービスを展開し、余剰電力を京セラがビジネスに活用する。

[産経新聞]
産経新聞

 京セラは28日、再生可能エネルギー由来の電力を企業などに供給するビジネスに新規参入すると発表した。住宅や企業の工場に初期投資なしで太陽光発電システムを導入できるサービスを展開し、余剰電力を京セラがビジネスに活用する。3年をめどに200ギガワット時程度の電力を供給できるようになる見込みという。

再エネ電力供給ビジネスへの新規参入を発表した京セラ(同社提供)

 京セラによる再エネ電力供給ビジネスは、同社が提供する太陽光発電のサービスを導入した個人や企業から余剰電力を調達し、外部へと販売する仕組み。電力の需要者が複数の事業者と供給契約を結べる「部分供給制度」を活用しており、太陽光発電では「国内初の仕組み」としている。

 同社は10月1日から初期投資なしで住宅や工場などに太陽光発電システムを導入できるサービスを始める。住宅向けの「ハウスマイルイー」は毎月定額のサービス料を支払うと発電した電力は自宅で使えるほか、10年か15年の契約期間終了後は設備が無償譲渡される。3年間で2万戸へのサービス提供を目指す。

 このほか、大東建託の賃貸集合住宅に設置した京セラ製太陽光発電システムが発電した余剰電力を買い取る契約も締結している。

 同社の担当者は「京セラは長年にわたって太陽光発電システムの開発を続けており、長期間安定して稼働する信頼性がある」と説明。カーボンニュートラル(脱炭素)へ向けて再エネの需要は高まっていることから「われわれが競争力を持つ分野にこのタイミングで参入することにした」と話した。

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