国内の鉄道事業者では初めての試みとみられ、工期短縮や経費削減といった成果が得られれば他のエリアにも展開する方針。
JR西日本グループは来年3月までに、3Dプリンター技術を使った駅舎を和歌山エリアで建設する計画を明らかにした。国内の鉄道事業者では初めての試みとみられ、工期短縮や経費削減といった成果が得られれば他のエリアにも展開する方針。
建設分野の労働力不足への対応策として計画。沿岸地域の床面積十数平方メートル程度の小規模駅舎を候補地としている。
JR西によると、従来のアルミ製駅舎では、工事の工程が多く完成まで2〜3カ月かかり、建設費も数千万円程度にのぼっていたが、あらかじめ工場で3Dプリンターを使ってパーツを製造し現場で組み立てることで、数日での完成が可能で、大幅なコスト削減が見込めるという。
今年5月に資本業務提携した、3Dプリンター住宅を手掛ける「セレンディクス」(兵庫県西宮市)とともに建設。同社によると、駅舎は鉄筋コンクリート構造で、耐震性や耐久性を有した設計になるという。
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明治学院大学 経済学部准教授