従来品よりも冷却面積と吸熱性能、駆動時間を2倍に向上させた。今夏も猛暑による熱中症が懸念されており、ビジネスパーソンを中心に昨年の2倍の販売を目指す。
ソニーサーモテクノロジー(東京都港区)は20日、首元に装着し、体を冷却するウェアラブル端末「レオン ポケット プロ」を発売した。従来品よりも冷却面積と吸熱性能、駆動時間を2倍に向上させた。今夏も猛暑による熱中症が懸念されており、ビジネスパーソンを中心に昨年の2倍の販売を目指す。
同社の端末は小型・軽量で、服の下に装着してもわからないのが特長。体を冷やすだけでなく、温めることもできる。
新製品は半導体素子を2つ搭載し、冷却面積を2倍にした。風量が約2倍の放熱ファンを搭載し、吸熱性能を高めた。バッテリー機能も向上させ、1回の充電で最大約34時間駆動する。価格は通常モデルが2万7500円(税込み)。
国内では猛暑日が増加傾向にあり、アパレルや紳士服、スポーツ関連のメーカーが冷感グッズの売り上げを伸ばしている。これらの企業との提携について、伊藤健二社長は「ライフスタイル分野で多面的に展開したい」と述べ、前向きな姿勢を示した。新製品は海外22カ国でも販売する。
同社はソニーグループの新規事業から生まれ、2年前に設立された。24年モデルは23年モデルの2倍以上を販売している。
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明治学院大学 経済学部准教授