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青森県立美術館、ucodeを用いたユビキタス案内サービスを導入
NECとNECエンジニアリングは、ucodeを用いて携帯情報端末で館内の順路や作品の詳細解説を案内するシステムを青森県立美術館に納入した。サービス開始は11月10日から。
NECとNECエンジニアリングは11月2日、携帯情報端末で館内の順路や作品の詳細解説を案内する「美術館ユビキタス案内システム」を青森県立美術館に納入し、11月10日からシステムを用いたサービスを開始すると発表した。
同システムは、赤外線屋内位置管理システム「SmartLocator」と、システムから情報を受け取るための携帯情報端末「ユビキタス・コミュニケータ」(UC)を組み合わせたシステム。位置管理に赤外線を使うため、無線方式に比べ受信エリアを限定でき、場所と情報を高い精度で結び付けることができる。
青森美術館内の天井など約70カ所に設置されたSmartLocatorから発信されるucode(ユビキタス空間の中でモノや位置などを識別するために使用するコード)をUCが受信する。動画や音声、写真、テキストを用いた順路案内ナビゲーションが表示される。
またUCにはRFIDリーダが搭載されている。館内のRFIDタグにUCをかざすと、無線LAN経由でアンケート用Webサーバに接続し、リアルタイムで来館者のアンケートを収集できる。
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