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フィッシングサイトの閉鎖を迅速化 りそなホールディングス

りそなホールディングスは、フィッシング詐欺対策を強化する。フィッシングサイトを迅速に閉鎖に追い込むRSAセキュリティのサービスを利用する。

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 りそなホールディングスは11月6日、グループ金融機関のフィッシング詐欺対策を強化すると発表した。フィッシングサイトを迅速に閉鎖に追い込むRSAセキュリティの「RSA FraudAction」サービスを利用する。

RSA FraudAction
顧客に提供される「RSA FraudAction」のポータル画面では、フィッシング攻撃の状況やRSAセキュリティによる対処状況が把握できる

 フィッシングサイト発見の連絡を受けたRSAセキュリティのオンライン不正対策指令センター(RSA AFCC)が、りそなに代わって閉鎖までにかかる作業を代行するというもの。フィッシングサイトを閉鎖するには通常、掲載サーバの所有者の特定し、連絡をとり、シャットダウンへの協力を要請するなど、平均120時間程度かかるという。

 りそなは、RSA FraudActionを利用することで、この時間を減らし、利用者が誤って個人情報を入力してしまうリスクの低減を狙う。

 RSAセキュリティによると、RSA FraudActionは既に135カ国5万サイトを閉鎖した実績を持っており、連絡を受けてからほとんどのフィッシングサイトを5時間以内で閉鎖できているという。

 既に、みずほ銀行、三井住友銀行、ジャパンネット銀行などがこのサービスを利用している。

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