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顧客満足度の高いWANサービスランキング 第1位は中部テレコミュニケーション

J.D. パワー アジア・パシフィックは「2007年日本WANサービス顧客満足度調査」の結果を発表した。中部テレコミュニケーションが第1位となり、2年連続。第2位にはUSENが入った。

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 J.D. パワー アジア・パシフィックは11月22日、日本WANサービス顧客満足度調査の結果を発表した。

 総合満足度ランキングでは、中部テレコミュニケーションが第1位となり、2年連続。評価に利用している「サービス内容/品質」「コスト」「営業窓口企業の営業対応」「開通プロセス」「トラブル時の対応」の5つの項目すべてで他社を上回った。

 第2位はUSENで、「コスト」と「トラブル時の対応」の評価が高く、昨年の第5位から第2位に浮上した。第3位のソフトバンクテレコムも「コスト」「トラブル時の対応」で高い評価を得た。

2007年日本WANサービス顧客満足度調
顧客満足度ランキング(1000ポイント満点。そのほかの通信事業者は少数サンプルのためランキングには含まれていない)出典:J.D. パワーアジア・パシフィック

 WANサービスは、専用線などの旧来サービスからIP-VPNや広域イーサネット、インターネットVPNへのシフトが進んでいる。これらサービスは満足度の面で専用線に比べて高い傾向にあり、特にコスト面での満足度が高い傾向が出ている。

 しかし、品質についての評価は、広域イーサネットを除いて専用線サービスよりも低い水準にあるという。事業継続計画(BCP)の策定・運用に対する要請が高まっており、WANサービス事業者にとっては、顧客企業が望む回線品質の提供することが課題になっている、としている。

 同調査は、2007年7月から8月にかけて2万5438社に対して郵送調査を実施し、2334社から回答を得た。

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