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環境に優しいPCなら「割高でもいい」12%
米Forrester Researchの調査によると、米国人の12%が省電力や環境に優しい企業のPC製品なら割高でもいいと考える「ブライトグリーンコンシューマー」だという。
米国人の12%は、省電力や環境に優しい企業のPC製品なら割高でもかまわないと考えている――このほど行われた米Forrester Researchの調査で明らかになった。
この調査は、5000人の米国成人を対象に行われたもの。
調査によると、グリーンコンシューマーと呼ばれる環境問題を意識している消費者は41%存在しており、環境に優しい企業のPC製品は割高でも購入すると答えたブライトグリーンコンシューマーは12%存在しているという。
自動車や一般家電などのコンシューマー製品分野では、すでにグリーン化の流れが進んでいるが、PCはまだ取り組みの初期段階にあると指摘。
Forrester Researchの上級副社長クリストファー・マイン氏は「グリーンにおけるリーダーシップのポジションは空席だ。どの企業がプリウスのような象徴的な製品をつくれるチャンスがある」と語る。
現在のところ、Appleの購入者にブライトグリーンに分類されるユーザーが17%と最も多く、HPのCompaqブランドが13%で続いている。
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