東邦銀行は、顧客の待ち時間の削減や業務の効率化を狙い、営業店舗用のシステムを新たに構築する。システムの稼働は2011年度中を予定。システム構築を受注した日立製作所が11月4日に発表した。
営業店舗用システムを新たに構築する狙いは、店舗相談機能の強化。顧客からの相談や窓口業務の処理ができる専用端末を設置し、顧客の記入書類の手間や待ち時間の短縮につなげる。
システム構築には、日立製作所の金融向け統合チャネルソリューション「FREIA21+」を採用。営業店の窓口やATM、インターネットなどのチャネルを連携し、専用端末で表示できるのが特徴。営業店舗向けのシステム構築の実績やソリューションの拡張性を評価し、採用を決めた。
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