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時代の流れで変わるリーダーの本質:海外ベストセラーに学ぶ、もう1つのビジネス視点(1/5 ページ)
「リーダーシフト」とはいったい何なのか? リーダーシフトが、従来のリーダーシップに取って代わるべき理由とは。組織を改善し、より適したリーダーになるためにリーダーシフトを生かす方法を教えます。
この記事は、洋書配信サービス「エグゼクティブブックサマリー」から記事提供を受け、抜粋を掲載したものです。サービスを運営するストラテジィエレメントのコンサルタント、鬼塚俊宏氏が中心となり、独自の視点で解説します。
3分で分かる『リーダーシフト』の要点
- 組織は、ますますコラボレーションを行うようになってきている
- 自己主導組織は大抵、ビジョンを持ったリーダーを生み出す。しかし、細部まで管理するリーダーシップは求めていない
- 「経験、専門知識、管理」に基づく従来のリーダーシップは時代遅れである
- それは「従業員のデモグラフィック、専門技術、情報注目、デモクラティック」の4つの動向が原因である
- 現代のリーダーは、指揮する方法を考え直さなければならない
- 時代や流れに合わせて変化しないリーダーは、すぐに時代遅れになってしまう
- 協働企業では、組織的境界線がリーダーと部下を隔てるのではない
- リーダーとしての力は、階級制度の中のポジションから発生するものではなく、企業にどのように貢献しているかによって発生する
- 組織は、独自のルールや行動基準、習慣を作る
- 企業はリーダーからの指示は求めていない。貢献を求めている
本書から学べること
- 「リーダーシフト」とはいったい何なのか?
- リーダーシフトが、従来のリーダーシップに取って代わるべき理由とは?
- 組織を改善し、より適したリーダーになるためにリーダーシフトを生かす方法
本書の推薦コメント
リーダーシップの上級コンサルタントであるエマニュエル・ゴビロットは、思慮深い読者のために著書を発表してきました。その著書は洗練されており、緻密で繊細です。ゴビロットは、既に確立された真実を新しい角度から見るよう読者に主張しています。これまでのリーダーシップ調査からも分かるように、時に、それまでの真理を覆し、代わりに新しい真実を提案してきました。その中で「経験、専門知識、管理」に基づく従来のリーダーシップのパラダイムがなぜ機能しないのか、その理由を説明しています。また、ゴビロットによると、時代遅れになりたくないのなら、現代のリーダーは考え方を変える必要があります。新しい協働的環境の中で自分の組織を成功させたいと願う、すべての経営者および管理者に、刺激的な本書をお勧めします。
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