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過去のことを「なぜ」と問い続ける上司:ビジネスマンの悩み相談室(2/3 ページ)
新年になり、心機一転頑張ろうと考えている人も多いのではないだろうか。そんな方々に、今の時代だからこその新しい思考を提供したい。「未来創造型」という考え方である。
過去延長型リーダーと未来創造型リーダー
過去延長型のリーダーはどんな言動をするだろうか。
- 前も同じことをしたよね。
- なぜうまくいかなかった?
- どうしてできなかったんだ
- 君はそういう人だもんね。
- おれはこうやっていた、おれのする通りにすればよかったのに
未来創造型のリーダーはどんな言動をとるだろうか。
- この状況を打開する方法はないかい?
- 今の事例を将来にどう生かす?
- 君のビジョンの本当の目的は何?
- お客様が喜ぶのは何?
- 君の強みを未来に生かすにはどうする?
- 君の経験を生かすにはどうする?
- この失敗をこれからどう生かす?
どちらの言葉をよく発しているだろうか?
ちなみに、ここで一番いけないと感じるのは、「過去延長型リーダー」の「君はそういう人だ」と決めつけることである。過去を見て決めつけるということは、その時点で変われないということを宣言していることで、それ以上の成長は決して見込めない。未来は何も創造されない。
「未来創造型」のリーダーは、何か失敗があった場合も、そこから学び、何ができるかを考え、次に活かしていく。人は成長できる、変われるということを決して忘れてはならない。
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