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イェール大学、所蔵品の画像をライセンスフリーで提供する「Yale Digital Commons」を開始

ターナーの風景画やモーツァルトの手書き楽譜などの画像25万点以上を、誰でも無料・ライセンスフリーで利用できる。

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 米イェール大学は5月10日(現地時間)、オープンアクセスポリシーの下、同大学の博物館や図書館の所蔵品の画像を公開する「Yale Digital Commons」を立ち上げたと発表した。スタート時点で25万点以上の古書や絵画などの画像が、誰でもライセンスフリーで利用できるようになっている。

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 公開された作品の中には、J・M・W・ターナーやウィリアム・ブレイクの絵画、モーツァルトの手書きの楽譜などがあり、これらを論文や出版物に利用できる。

 1701年創立の同大学は、イェール大学美術館、ピーボディ自然史博物館(1200万点以上の標本を所蔵)、米国の大学図書館としては蔵書数でハーバード大学に次ぐ2位の図書館(蔵書数1000万冊以上)などに多数の歴史的な資料を有している。最終的にはこれらの所蔵品のすべての高解像度画像をパブリックドメインで公開するのが目標という。

 イェール大学は発表文で「われわれは学生、学者、一般社会に所蔵品の画像をオンラインで無料で公開した。この取り組みに他大学も続いてくれることを望んでいる」としている。

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