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Googleがパリに仏本社開設 サルコジ大統領も開館式で祝辞
Googleが南欧、中東、アフリカの拠点となるフランス本社をオープンした。雇用創出企業の開館式に、サルコジ大統領も駆け付けた。
米Googleは12月6日(現地時間)、パリにフランス本社事務所を開設したと発表した。開館式には同国のニコラ・サルコジ大統領も参加した。
新事務所は、サン・ラザール駅の近くの歴史的建造物内にあり、広さは1万平方メートル。フランスだけでなく、南欧、中東、アフリカの同社の拠点となる。
Googleは現地で多数の従業員を採用するだけでなく、仏国立科学研究センター(CNRS)との提携などで学術研究に出資している。また、仏出版大手のHachette Livreと8月に書籍の電子化で契約を締結した。GoogleがHachetteの約5万冊の書籍を電子化し、ほとんどの書籍は仏国立図書館のデータベースに登録される。
サルコジ大統領は「仏大統領として、Googleの記念すべきイベントに参加しないわけにはいかない」と祝辞を述べ、「Googleが別の開館式に招待してくれれば、また来よう」と語った。
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