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表面の傷がいつの間にか治ってしまうiPhoneケース、日産が開発
日産の欧州法人が、表面に付いた傷を自己修復するというiPhoneケースのプロトタイプを開発。自動車に採用している塗装技術を施し、浅いすり傷であれば1時間程度で傷が治るという。
日産自動車の欧州法人は1月16日、表面に付いた傷を自己修復するというiPhoneケースのプロトタイプを開発したと発表した。自動車に採用している塗装技術「スクラッチシールド」を施し、浅いすり傷であれば1時間程度で傷が治るという。今年後半の一般発売を検討している。
スクラッチシールドで塗装したiPhone 4/4S用ケース。ABS樹脂製で、スクラッチシールドにより持ちやすくなっているという。
日産は2005年から車のボディ塗装用に採用している。従来の塗装に比べて傷つきにくく、細かなすり傷であれば時間の経過により復元するという世界初の技術だ。東京大学との共同研究の成果をもとに、アドバンスト・ソフトマテリアルズと共同開発した。
日本では2009年にNTTドコモにライセンス供与し、「N-03B」に採用されている。
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