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ソニーとパナソニックが有機ELテレビで提携交渉か
ソニーとパナソニックが有機ELテレビ事業で提携し、テレビ用大型パネルの早期量産に向けて協力する交渉に入ったと一部報道。
ソニーとパナソニックが有機ELテレビ事業で提携交渉に入ったと、5月15日付けで日本経済新聞が報じた。両社で技術を持ち寄り、テレビ用大型パネルの早期量産に向けて協力するという。提携が実現すればソニーとパナソニックが主力事業で提携する初のケースになるとしている。
韓国のSamsung ElectronicsとLG Electronicsはともに、55インチの有機ELテレビを年内に発売する方針。一方、パナソニックは2013年度以降に50インチ以上の有機ELテレビを発売する計画を打ち出している。
ソニーの平井一夫社長は4月の経営方針説明会で、有機ELなど次世代テレビ技術では他社との提携も視野に入れるとの方針を示していた。ソニーは4月、有機ELテレビの量産で台湾台湾AU Optronics(友達光電)と提携交渉をしていると報じられた。
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