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米動画広告視聴回数、過去最高を記録――comScore調べ

プロバイダー別ユニーク視聴者数ではYouTubeを擁するGoogleがトップだったが、動画広告視聴回数ではHuluが2位のGoogleに大差を付けての1位だった。

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 米国で4月に視聴されたオンライン動画の5本に1本は動画広告だった――。米調査会社のcomScoreは5月18日(現地時間)、4月の米国におけるオンライン動画視聴に関する調査結果を発表した。

 同月中、1億8100万人のユーザーが、合計370億本近いオンライン動画を視聴した。その2割に当たる約95億本が動画広告で、動画広告の視聴本数の記録が更新された。

 動画プロバイダーのユニーク視聴者数ランキングでは、YouTubeを持つ米Googleが1億5766万人で圧倒的なトップ。2位は米Yahoo!(5360万人)、3位が米VEVO(4948万人)、4位が米Facebook(4430万人)だった。

4月のユニーク視聴者ランキング(動画広告視聴を除く)
順位 プロバイダー名 ユニーク視聴者数(単位:千人) 再生本数(単位:千本) 1人当たりの再生分数(単位:分)
1 Google 157,663 17,022,226 434.8
2 Yahoo! 53,604 741,995 73.7
3 VEVO 49,479 674,183 57.9
4 Facebook 44,298 264,903 27.0
5 Microsoft 42,833 486,567 42.4
6 Viacom Digital 41,247 501,100 58.9
7 AOL 38,925 496,400 54.3
8 Amazon 30,168 104,581 17.4
9 Hulu 28,233 901,060 228.5
10 News Distribution Network 27,005 186,956 75.2
合計 180,785 36,848,001 1,307.7
ダウンロードとライブストリームを動画としてカウント(資料:comScore)

 動画広告の視聴回数ランキングでは、ユニーク視聴者数で9位の米Huluが1位のGoogleより多く、トップだった。Huluの動画広告視聴回数は1億5972万人で、Googleは1億3193人だった。ユーザー1人当たりの4月の視聴動画広告数は、2位のGoogle(YouTube)が17.7本であるのに対し、Huluは48.6本と倍以上だった(動画広告にはYouTubeに多いオーバーレイ広告やバナー広告は含まれない)。動画広告ランキングには、GoogleとHulu以外にはユニーク視聴者数ランキングの上位10社企業はランクインしていない。

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