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北島がハンセンに「Thanks」、サッカー大津は「選手村なう」 Twitterで楽しむ“ソーシャル五輪”

北島選手がライバルのハンセン選手に感謝を述べ、なでしこの丸山選手がセクシーショットを披露――中継カメラではとらえ切れない、五輪代表選手の素顔がTwitterで伝わってくる。

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五輪日本代表選手77人のリスト(アジャイルメディア・ネットワークのソーシャルメディア影響力測定ツール「ユーザーチャート」が作成)

 8月6日で11日目となったロンドン五輪は、ソーシャルメディアが世界的に普及してから初のオリンピックとなる“ソーシャル五輪”だ。Twitterを利用している日本代表選手も多く、試合の感想やファンへの感謝を率直につづったり、現地で撮影した写真をアップしたり、選手同士でリプライを飛ばして交流するなど、存分に使いこなす。連日の競技を伝える中継カメラではとらえ切れない、素顔の選手たちがタイムラインで体感できる。

 Twitterアカウントを持つ代表選手は70人以上。競泳陣は特に積極的で、北島康介選手入江陵介選手鈴木聡美選手などが活用し、選手同士でも交流している。バドミントンの藤井瑞希選手、フェンシングの太田雄貴選手など各競技のメダルリストたち、“なでしこJAPAN”の丸山桂里奈選手やサッカー男子の清武弘嗣選手大津祐樹選手などメダル獲得が期待される選手たちも、ロンドンからツイートしている。

 「こうすけおめでとう。よくやった!」「綾も陵介も聡美もおめでとう。嬉しいよ」――日本競泳陣を引っ張ってきた兄貴分の北島選手。個人種目でメダルが取れず苦戦していた最中でも、Twitterで仲間に声をかけ続けた。

 最後に手にした、400メートルメドレーリレーの銀メダル。北島選手は「みんなホントありがとう」と、メダルを掲げて4人で撮った写真を投稿。5日には「リオデジャネイロまで1460日」と、早くも次の五輪を見据えるツイートを投稿していた。個人種目で競い合った米国のブレンダン・ハンセン選手が「been a fun rivalry!! Thanks!」(競い合うのは楽しかった。ありがとう)と北島選手との2ショット写真をアップすると、「Thanks for a great 11 years!」(すばらしい11年間をありがとう)と返信するなど、Twitter上でライバルとも直接、交流を温めていた。


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北島選手のTwitterより
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丸山選手はTwitterでセクシーショットを披露

 サッカー男子代表の大津選手は「試合の時間のTwitterみんなの応援してくれてて嬉しいね」と、応援ツイートも見ているよう。マンチェスターユナイテッドの本拠地で準決勝進出を決めた4日のエジプト戦後は、「やったー やったー やったぞー。めちゃ嬉しい。みんな応援ありがとうございます。ほんとに最高のチームだ。まだみんなとサッカーしたい」と喜びを爆発させていた。ベスト4進出でようやく6日にはロンドン入りし、「選手村なう。てかすげーなここ。選手いっぱいおる笑」と新鮮な気持ちで楽しんでいる様子だ。

 なでしこジャパンの丸山選手は4日のブラジル戦後、「今日もいっぱいの応援ありがとうございましたー\(^o^)/お風呂なので、出たらブログ書きます」と、風呂から撮影したセクシーショットをTwitterで披露。ブログでも、たくさんの写真とともに、なでしこの雰囲気を伝えている。

 国際オリンピック委員会(IOC)は選手のソーシャルメディア利用を推奨しており、オリンピックに合わせてガイドラインも公開。Twitterは選手にとって、ファンに直接声を届ける希少な手段であるとともに、ファンが直接選手に応援を届けられるメディアになっている。

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