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民間ドローン、米当局が本土上空飛行を初認可

米連邦航空局が、アラスカにある米国最大の油田のドローンによる調査飛行を認可した。本土上空の飛行が認可されたのはこれが初だ。

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 米連邦航空局(FAA)は6月10日(現地時間)、石油大手のBPに対し、アラスカの同社の油田上空におけるドローン(無人機)の飛行を認可したと発表した。米国内でドローンの民間利用が認可されたのはこれが初だ。

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Puma AE

 認可されたのは、BPが採用した米AeroVironment製の小型ドローン「Puma AE」。全長約1.4メートルで、電気光学カメラ、赤外線カメラ、GPSを搭載し、1回の充電で約3.5時間飛行できる。カメラで撮影した映像は、リアルタイムで送信される。

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離陸は手動
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Puma AEが撮影した映像

 BPのアラスカ油田は、米国最大規模。パイプラインは2000キロに及び、気象条件は人間にとって厳しいものだ。

 FAAは発表文で「アラスカにおける(BPのドローンでの)調査はドローンの商用利用拡大の重要な一歩だ。技術は急速に発達しており、機会は増加している」と語った。

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