イオンが格安スマホ第2弾 5インチ端末+3G回線で月1980円 BIGLOBEと協業
イオンの格安スマホ第2弾は月額1980円。端末代金を抑えて低価格化した。通信速度は上下最大14Mbpsで毎月1Gバイトまで利用できる。
イオンは6月30日、ビッグローブと協業し、格安スマートフォン第2弾「イオンスマホ」7月4日に発売すると発表した。基本料金と本体代金合わせて月額1980円(税別、税込2138円)に抑えたのが特徴。通信速度は上下最大14Mbpsで毎月1Gバイトまで利用できる。通話料金は別途必要で、30秒当たり20円(税別、以下同)。
5インチディスプレイを搭載した3Gスマートフォン「geanee FXC-5A」(デジタル機器の製造受託ベンチャー・ジェネシスホールディングスが開発)と、通信サービス「BIGLOBE LTE・3G 音声通話スタートプラン」を組み合わせた。
端末代を抑えることで、「Nexus 4」を採用していた第1弾「イオンのスマートフォン」より月額料金を1000円低価格に設定。料金の内訳は、端末代が月額630円×24回、通信料金が月額1350円。
通信はBIGLOBEの3G回線を利用し、上り/下り最大14Mbps。「動画の再生やアプリを使った通話も楽しめる」としている。1Gバイトを使い切った場合は、上下とも128Kbpsに制限されるほか、直近72時間で120Mバイトを超えた場合も速度が制限されることがある。通信は2年以内に解約しても解約金は発生しない。
不具合が起きたときに電話で相談できる「イオンスマホ保証サービス」(月額250円)、使い方が分からないとき相談できる「イオンスマホ電話サポート」(同300円)、キングソフトのセキュリティアプリを提供する「イオンスマホセキュリティ」(同150円)を、「イオンスマホ安心パック」として用意した。
総合スーパー「イオン」、コンビニエンスストア「ミニストップ」など全国447店舗で販売する。販売目標は5万台。
第1弾の「イオンのスマートフォン」は4月に限定8000台で発売し、約1カ月で完売したという。
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