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Google、自動運転カーの“完全に機能する”プロトタイプを披露 来年には路上へ
Googleが、5月に披露した自動運転カーの最新プロトタイプを発表した。ルーフトップのセンサーがコンパクトになり、ヘッドライトが付いた。
米Googleは12月22日(現地時間)、5月に披露したステアリングもない自動運転カーの“完全に機能する”最新プロトタイプが完成したと発表した。
2015年中には北カリフォルニア州の公道で走行させたいとしている。
新プロトタイプには、最初のモデルにはなかったステアリングなどのマニュアル運転用ツールが付いているが、9月のGoogle+への投稿によると、これはカリフォルニア州法で義務付けられているからという。テスト走行中、必要に応じてマニュアルに切り替えられるようになっているが、最終的にはこれらのツールは撤去する計画という。
新プロトタイプの画像を5月に披露されたプロトタイプ(以下の画像)と比較すると、ヘッドライトが付き(5月のモデルは描かれたものだった)、ルーフトップのセンサーがコンパクトになり、ホイールも変わった。
Googleで自動運転カープロジェクトを推進する共同創業者のサーゲイ・ブリン氏は7月、このプロジェクトについて、実現すれば高齢者や障害者に移動手段を提供でき、自家用車が不要になるといった社会の変革をもたらせると語った。具体的なロードマップは公表されていない。
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市街地でのテスト走行で集めた膨大なデータを基に開発したソフトウェアで、路上駐車や歩行者の信号無視などにも適切に対処できるようになった。