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VR配信が演劇でも 自宅で舞台の視点体験も

実際にそこにあるかのような体験ができる「バーチャルリアリティー」技術が、長引く新型コロナウイルスの影響で配信への広がりを見せている。

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産経新聞

 実際にそこにあるかのような体験ができる「バーチャルリアリティー(VR)」技術が、長引く新型コロナウイルスの影響で配信への広がりを見せている。


VR演劇「僕はまだ死んでない」では、舞台上に病室のセットを作り、360度撮影できるカメラでベッドに横たわる人の視点で撮影した

 VRは専用のめがねやゴーグルを使うことで目の前に仮想空間を作り出し、まるでそこにいるかのような体験ができる技術。以前からライブやイベントで利用が広がっていたが、5Gなど通信技術の向上とコロナ禍によるステイホームにより、配信でも楽しもうという動きが増えてきた。

 演劇では、VRによる視聴を目的に作られた作品「僕はまだ死んでない」の配信が今月から始まった。ベッドに横たわる主人公になった気分で、360度自由に視界を動かせる。立体で見るには、めがねやゴーグルが必要だが、視点の切り替えはスマートフォンやパソコンで操作できる。同作を演出したウォーリー木下さんは「いずれは観客が舞台で出演者と“握手”するなど双方向で楽しめるようになるかもしれない」と今後の展開に意欲を見せる。

 コンサートの配信でもVRは活用されている。平成19年に亡くなった歌手、坂井泉水さん(ZARD)のデビュー30周年記念として配信されているのが、ライブ映像と打ち上げ花火を合成した「VR花火SHOW」。コロナ禍でさまざまな体験が難しくなる中、VRは自宅にいながら楽しめるエンタメの可能性を広げている。(道丸摩耶)

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