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KDDIがローソンにTOB実施へ 三菱商事と共同経営目指す 非通信分野を強化

KDDIは4月にTOBを実施し、ローソンは上場廃止になる見通し。

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産経新聞

 KDDIは6日、ローソンにTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。三菱商事がローソンに50%出資しているが、TOBに応募しない。KDDIはローソン株を2.1%保有しており、一般株主から残りの株式を買い取り、三菱商事と共同経営体制にする。株式の取得総額は約5千億円。KDDIは4月にTOBを実施し、ローソンは上場廃止になる見通し。


ローソンの店舗

 KDDIはローソンと資本業務提携を結んでおり、令和2年にローソンのポイント「ポンタ」と統合し、「au経済圏」を強化している。三菱商事は平成29年にローソンを子会社化して商品力の強化に取り組んでいるが、収益力が課題となっていた。

 3社の資本業務提携ではローソンの約1万4600のリアル店舗とKDDIのデジタル技術を融合し、新たな価値を創出する。3社で環境負荷低減の取り組みにも力を入れる。

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