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ドローンサミット札幌で初開催 最新機種など一堂、災害対応への活用に関心集まる

全国から70以上の企業や団体が集まり、最新ドローンの展示や建設、農業など多分野での活用事例を紹介している。

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産経新聞

 ドローン(小型無人機)の利用推進などを目的とした「第3回ドローンサミット」(経済産業省など主催)が1日、札幌市豊平区の札幌コンベンションセンターで開幕した。北海道で開催するのは初めて。全国から70以上の企業や団体が集まり、最新ドローンの展示や建設、農業など多分野での活用事例を紹介している。2日午後5時まで開催している。


来場者から関心を集めている災害対応ドローンの展示ブース=1日午後、札幌市豊平区の札幌コンベンションセンター(坂本隆浩撮影)

 初日は経産省や国土交通省の担当者がドローンに関する政策を解説。都道府県担当者によるシンポジウムやワークショップなども開催された。また、屋外展示コーナーでは、手のひらサイズの小型ドローンを使った倒壊家屋内の捜索実演なども行われた。

 災害対応ドローンを展示しているブースでは、自治体関係者を中心に多くの来場者が関心を寄せた。災害現場でドローンが撮影したリアルタイム映像や住民の避難先など各種情報を一元化して閲覧できるシステムも紹介され、出展企業の担当者は「能登半島地震など自然災害が増えていることも影響しているのでは」と説明した。

 建設会社に勤務しているという札幌市内の50代男性は「ドローンを取り入れる会社が増えてきている。ちょうどいい機会なのでじっくり勉強したい」と話していた。(坂本隆浩)

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