住宅メーカーのヤマイチ・ユニハイムエステート(大阪市)は、4月に開幕する2025年大阪・関西万博で、3Dプリンターで製作した建物を無償で提供すると発表した。会場東側に設置される駐車場の管理事務所として利用される。
3Dプリンター住宅ベンチャーのセレンディクス(兵庫県西宮市)と共同で製作する。延べ床面積は55平方メートル。3Dプリンターは極めて短期間で建物を建設できるのが特徴で、今回の事務所も本体工事は48時間以内に完成する見通しという。
ヤマイチの担当者は万博への協賛を通じ「持続可能な未来の住環境の発展に貢献できれば」としている。
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