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ホンダ、インドに電動二輪専用工場を新設へ 2028年稼働予定、現地企業と給電事業も

ホンダは28日、電動二輪車の専用工場をインドに新設すると発表した。既存のベンガルール工場の敷地内に建設し、2028年の稼働を目指す。

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産経新聞

 ホンダは28日、電動二輪車の専用工場をインドに新設すると発表した。既存のベンガルール工場の敷地内に建設し、2028年の稼働を目指す。世界最大のインド二輪市場の需要を取り込むと同時に、生産コストを低減してグローバル市場への輸出拠点としても活用する。


ホンダが国内初公開したスポーツモデル電動二輪の試作車「EV Fun Concept」(左)と都市型電動モビリティの試作車「EV Urban Concep」=28日、東京都港区

 投資額など新工場の詳細は明らかにしていないが、共通部品で多様なモデルに対応する「モジュール方式」や自動化技術の導入で生産を効率化。組み立てラインはエンジン車生産ラインの約半分に短縮できる見通しだという。

 また、インド全土に6千店を展開する二輪販売網を活用し、現地企業のOMCパワーと協力して使用済み電池を分散型電源などの給電装置として二次利用する事業にも取り組む。

 ホンダは、電動二輪事業で30年に400万台の販売目標を掲げ、それまでに約30モデルの展開や車体コストの約半減を実現する計画。インド事業の強化に加え、年内に初のスポーツモデル電動二輪を投入し商品ラインアップも拡充する。

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