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自動運転専攻ティアフォー連携室を新設 普及拡大と人材育成目的 埼玉工大

自動運転技術の普及拡大と人材の育成が目的で、業務委託の研究や講師の派遣、実習指導を行うなどなど横断的な組織となることを想定している。

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産経新聞

 埼玉工業大(埼玉県深谷市)は、自動運転システムを開発するティアフォー(東京都品川区)と「自動運転専攻ティアフォー連携室」を4月にもキャンパス内に新設すると発表した。自動運転技術の普及拡大と人材の育成が目的で、業務委託の研究や講師の派遣、実習指導を行うなどなど横断的な組織となることを想定している。

 両者と同大発のベンチャー企業フィールドオートの3者で、民間企業や地方自治体による自動運転の実証実験の支援を連携して進めてきた際、新たな協力体制として、自動運転専攻ティアフォー連携室を設けることで合意していた。

 自動車産業が100年に一度の大改革を迎え、自動運転技術が注目されている一方で、自動運転分野のエンジニアの人材育成が課題となっているとしている。

 こうした背景もあり、埼工大は、今年4月に工学部情報システム学科の定員を150人から200人へ増員するとともに、同学科に4つ目の新専攻として、「自動運転専攻」を新設。国内の大学として初となる自動運転分野に特化した教育・研究を行い、自動運転関連の技術者の育成を目指している。

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