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話せるオーブンや対話型AIロボット シーテックでシャープ出展 村田製はマスク装着型

最先端デジタル技術の展示会「CEATEC(シーテック)2025」が14日、千葉市の幕張メッセで始まり、関西企業も生成人工知能(AI)を活用した家電やロボット、マスクの振動から声を検出するマイクなど、個性的な技術が展示された。

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産経新聞

 最先端デジタル技術の展示会「CEATEC(シーテック)2025」が14日、千葉市の幕張メッセで始まり、関西企業も生成人工知能(AI)を活用した家電やロボット、マスクの振動から声を検出するマイクなど、個性的な技術が展示された。

 生成AIの活用に重点を置くシャープは、ウオーターオーブン「ヘルシオ」と自然に会話しながら料理ができる「クックトーク」を紹介。今年発売の新製品などが対応しており、スマートフォンを介して献立や料理の方法を相談できる。今年8月に発表した対話型AIを搭載したロボット「ポケとも」の特別展示も行っている。

 村田製作所はマスクをしながら正確に自分の声を入力できるマスク装着型デバイス「mask voice clip」を出展している。マスクの内側に装着することで、振動から本人の声を検出。騒音と分離して正確な音声入力が可能になるという。AIによる文字起こしの正確性向上が期待でき、工場や医療現場での活用が想定される。(桑島浩任)

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