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塩野義、シオノギファーマを吸収合併 供給網の変化に対応、生産体制強化へ

サプライチェーン(供給網)を取り巻く環境変化に対応し、生産機能の連携を高める。

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産経新聞

 塩野義製薬は27日、製造子会社のシオノギファーマを2027年4月1日付で吸収合併すると発表した。サプライチェーン(供給網)を取り巻く環境変化に対応し、生産機能の連携を高める。


塩野義製薬本社=大阪市中央区(須谷友郁撮影)

 シオノギファーマは塩野義の医薬品生産を担う子会社として18年に設立。近年は地政学リスクの高まりや品質規制の厳格化などを背景に、安定供給を支える生産基盤の強化が急務となっていた。合併により研究開発から製造、販売までの一貫体制を確立し、柔軟で強靭(きょうじん)な生産体制の構築を目指す。

 塩野義の手代木功会長兼社長は27日の記者会見で「コストコントロールやコスト改善も含め、新しい生産体制をつくっていきたい」と述べた。

 同社がこの日発表した25年9月中間連結決算は、売上高に当たる売上収益が前年同期比0.5%減の2129億円、純利益が0.5%増の835億円だった。

 26年3月期の連結業績予想を上方修正し、純利益が10.3%増の1880億円を見込む。新型コロナウイルス治療薬「ゾコーバ」の売り上げは減少したものの、米国で抗菌薬「セフィデロコル」が堅調に推移した。(清水更沙)

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