文具老舗「ぺんてる」、4月から「アストラム」に社名変更 事業ブランド名としては継続
総合事務用品メーカーのプラス(東京都港区)は17日、連結子会社の一つ「ぺんてる」(中央区)の法人名を4月1日付で「アストラム」に変更すると発表した。社名変更後も、「ぺんてる(Pentel)」の名は事業ブランドとして続き、世界展開も維持されるという。
総合事務用品メーカーのプラス(東京都港区)は17日、連結子会社の一つ「ぺんてる」(中央区)の法人名を4月1日付で「アストラム」に変更すると発表した。
ぺんてるは1946年に創立。サインペン、筆ペン、ボールペン、消しゴム、シャープペンシルなど身近なアイテムを中心に数多くの商品を取り扱い、ぺんてるの社名は文具の代名詞と呼ばれるほど親しまれてきた。近年は「消せるボールペン」が大ヒットとなり、全世界で44億本を販売(2024年時点)した。
2022年9月にコクヨ(大阪市)が保有するぺんてるの株式をプラスへ譲渡して以降、プラスグループの一員として、文具事業を担ってきた。社名変更後も、「ぺんてる(Pentel)」の名は事業ブランドとして続き、世界展開も維持されるという。
今回の社名変更について、プラスは世界有数の総合的な文具メーカーへの変革を推進する段階的な統合のための根幹の一つと位置づけている。
新社名の「アストラム(astrum)」はラテン語で「天体」を意味する。プラスでは、「『星空を読む』ように知性と感性に寄り添う文具事業にふさわしい」として、この名称を選んだという。
新社名の公式サイトは、4月1日に開設を予定している。今後の統合の詳細については、準備が整い次第、プラスグループを通じて順次公表するとした。
同じグループ企業のセーラー万年筆は、上場企業として独立した法人運営を維持する予定という。
copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.