CEDEC開幕、AIの最新技術展示 ゲーム開発者向けイベント…日本の魅力発信の講演も
国内最大規模のゲーム開発者向けイベント「CEDEC(セデック)」が22日、横浜市のパシフィコ横浜で開幕した。作品制作を支える開発基盤システムや画像処理技術が展示されるほか、ゲームの開発者同士が交流を深めるイベントで、生成人工知能(AI)を活用した最新の開発技術などに関する講演に若手クリエーターたちが耳を傾けた。
国内最大規模のゲーム開発者向けイベント「CEDEC(セデック)」が22日、横浜市のパシフィコ横浜で開幕した。作品制作を支える開発基盤システムや画像処理技術が展示されるほか、ゲームの開発者同士が交流を深めるイベントで、生成人工知能(AI)を活用した最新の開発技術などに関する講演に若手クリエーターたちが耳を傾けた。
スクエニは生成AI活用の実演
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などの人気ゲームを手掛けるスクウェア・エニックスはゲーム開発での生成AIの活用事例を講演し、操作した通りにゲームが動作するかを確認するテストを実演した。「道具屋」でアイテムを購入し、所持金が減っていることを確認するまでの一連の動作確認を、膨大なデータを学習した基盤モデルが計画し、専用モデルが操作を実行する様子を披露した。
展示ブースでは、はこだて未来大と国立スポーツ科学センターがカーリングを体験できるゲーム機を出展した。"氷上のチェス"の呼び名にふさわしく、対戦相手は囲碁や将棋などでも使われるAIが使われ、ストーンを押し出す強さや回転、ブラシでこする動きなどを読み取る。五輪選手もこのゲームを利用しているという。
「和ゲー」独特の世界観に人気
ゲームは政府が基幹産業と位置付けるコンテンツ産業の中核を担う。高市早苗政権が21日に閣議決定した経済財政運営の指針「骨太の方針」では、経済成長だけでなく、日本の魅力の発信への貢献も期待されている。
日本メーカーが開発したゲームは「和ゲー」と呼ばれ、独特の世界観が人気を集める。海外メーカーも日本を舞台にしたゲームの開発に積極的だ。今回のCEDECでは、ゲームを通じて日本の文化を正しく伝える文化アドバイザーやゲームの開発資料を文化財として保護する仕組みに関する講演も目立った。(高木克聡)
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