IBMセキュリティー・オペレーション・センター(SOC)では世界10カ所の拠点からネットワーク・セキュリティー上の脅威をリアルタイムに監視している。主に国内の企業に影響を与える脅威の動向を年2回「Tokyo SOC 情報分析レポート」としてまとめている。ここでは最新版レポートから特に重要なポイントを抜粋して紹介しよう。
日本アイ・ビー・エムは「変化するビジネス、進化するテクノロジー、CIOのチャレンジ」をテーマに「IT Leaders' Vision 2013」を開催。ビジネス環境の変化とテクノロジーの進化により、CIOが直面するチャレンジとその解決策を探った。
景気の低迷もあり、企業はここ数年、IT投資を抑える傾向にあった。しかし、「モバイル」「ソーシャル」「ビッグデータ」といった新しいテクノロジーの登場は、これまでのビジネス環境を一変させようとしており、それを支える柔軟かつ堅ろうなITインフラの構築がCIOにとって急務となっている。次世代ITインフラを構築するためにはどのようなアプローチを取ればいいのだろうか。
企業のリスク管理の一環として情報セキュリティの重要性が高まっているものの、多くの課題に直面する企業が少なくないという。IBMが欧米や日本の企業に行った調査の結果と同社の社内での取り組みを公開した。
日本IBMは都内のホテルで「THINK Forum Japan 2013」を開催し、日本企業こそテクノロジーの活用で世界をリードすべきだとした。来日したジニー・ロメッティCEOは、「もはや平均値の時代は終わりを告げた」と話し、「個」客価値の創造がビジネスの成否をカギを握るとした。
学生が私物のPCやタブレット端末から学内のICT環境を利用する――そんな仮想デスクトップクラウド環境を中央大が構築。システム構築の舞台裏を同大副学長に聞いた。
未来に挑戦し続けるIBM研究所が、今取り組んでいるテクノロジーとは?
注目ホワイトペーパー TechTargetでは企業のIT戦略構築の役に立つ情報を満載したホワイトペーパーを提供している。ダウンロードは以下のリンクから。 |
ユーザー企業の9割が自社のシステムのどこかにクラウドを利用している一方で、「クラウドとは何か」という認識は大きく揺らいでいる。
Uptime Instituteの年次調査から、企業のIT投資動向に変化が見られた。自社データセンターからクラウドやコロケーションなどアウトソースへのシフトは企業に何をもたらすのか?
プライベートクラウドの導入を検討する企業に向け、「コミュニティークラウド」「エンタープライズクラウド」「仮想プライベートクラウド」「ハイブリッドクラウド」といったさまざまなエンタープライズクラウドを整理して紹介する。
「第3のプラットフォーム」時代を生き抜くためのスキルとは?モバイル、ソーシャル、ビッグデータ、クラウドで構成される、いわゆる「第3のプラットフォーム」が台頭している。その関連スキルを備えた人材の確保が、企業での喫緊の課題となっているようだ。
クラウド版“パケ死”に注意 うっかりミスで高額請求携帯電話のパケット通信で予期せぬ高額料金が請求される“パケ死”と同様の状況が、クラウドでも現実化しつつある。思い込みや単純ミスが、クラウドの料金を知らぬ間に押し上げる。
史上最悪の情報流出事件を引き起こした5人の実像米史上最大規模となる情報流出事件で、ロシアとウクライナの男5人が訴追された。それは1年以上に及ぶ執拗な攻撃だった。5人の実像とは――。
日本IBMによれば、2013年上半期はWebサイト閲覧者をマルウェアに感染させる「ドライブ・バイ・ダウンロード」攻撃が前年同期比で4.2倍も増加した。脆弱性を解決するパッチの適用などが大切だと指摘する。
Web広告収入という選択をせずに、主にオリジナル商品の販売で年間28億円の売り上げを達成している東京糸井重里事務所。その事業戦略について、同社CFOの篠田氏と一橋大学大学院の大薗教授が対談した。
企業の景気回復の動きはまだ鈍いものの、必要と思われる分野のIT投資には前年よりも意欲的――企業のIT責任者やIT管理者、ITコンサルタントなど1155人にIT投資の見通しを聞いた。
いよいよサマーバケーションが到来! IPAやIT企業がオススメしている夏季休暇でのセキュリティアドバイスをお届けします。バカンス先でもオフィスの中でも大事なセキュリティ対策を忘れずに。
OpenStack、CloudStack、Eucalyptusなどのオープンソース系クラウドプラットフォームと商用プラットフォーム。どちらにメリットがあるか。双方の言い分を紹介する。
情報システム部門の在り方は企業ごとに千差万別だが、関東を地盤とする大手家電量販店のノジマは、デジタル専門店ナンバーワン、さらには独自のアジア戦略を視野に入れ、逆張りの徹底した自前主義を貫く。IT戦略事業部長を務める野島亮司執行役に話を聞いた。
セキュリティを守るはずのセキュリティ製品の脆弱性が急増している。セキュリティベンダーに対する攻撃も相次ぐ。ユーザー企業はどう対処すべきなのだろうか。
リース会社が競合から顧客を奪う直前で、その機密情報が競合に漏れた。その原因はリース会社自身にあったのだが、だれもが気付かない点に理由があったのだ。
米Domino's PizzaでIT戦略を担当するコリン・リース氏。新技術に対する同氏のアプローチは用心深く計算されている。同氏は、クラウドやBYOD、モバイルアプリの導入をいかに進めたのか?
世界10カ国以上で事業展開するDeNAは、グローバル全体でネットワークなどのシステム統合を図っている。そのプロジェクトリーダーとして奮闘するのが清川さんだ。
味の素ファインテクノ 電子材料事業部は、早期段階から「高性能CPU」に特化して事業を展開してきた。その中で重視したこととは――。
標的型サイバー攻撃の新たな対策の1つとして、システムの大量ログの分析から攻撃を発見する「SIEM」が注目されている。毎日200億ものログを分析しているというIBMがまとめた報告書から、日本企業を狙う脅威状況を探ってみたい。
信用危機で不安定な市場に立ち向かう上で、大規模なITオーバーホールがどのように役立ったか、英シュローダーでIT部門を統括するマシュー・オークリー氏に話を聞いた。
民営化後、積極的なグローバル化で成長を牽引する日本たばこ産業では、ITも海外法人の優れたところを取り入れて標準化を推進、世界トップを目指す経営を後押しする。インタビューシリーズの第2回は、同社の引地久之IT部長に話を聞いた。
金融機関や放送局に多大な被害をもたらした、2013年3月の韓国大規模サイバー攻撃。韓国政府と共同で解析に当たった専門家が、攻撃の真相と企業が取るべき対策を示す。
スマートフォンの重要性が高まるにつれ、アプリのモバイル開発を優先する「モバイルファースト」という考えが注目されている。どの機能がモバイル端末向きで、どの機能がデスクトップ版に適しているか。
ここしばらく続いた景気低迷期を乗り越え、世界を舞台に成長を加速するグローバル企業は、テクノロジーを武器に企業価値を高めている。ITによる競争力の維持・向上を担うCIOにとっては、その戦略を大胆に見直すべき時がやってきた。インタビューシリーズの第1回は、GEキャピタルの松本良之CIOに話を聞いた。
モバイル・ソーシャル・ビッグデータ・クラウド――企業のビジネスに劇的な変化をもたらしている4つのキーワードを取り込んでいくためのITインフラの最適化に、今こそ取り組むべきとIBMは提唱する。
パブリッククラウドに配備されたアプリケーションは、容易に別のプロバイダーに移行することはできない。専門家によれば、全工程が完全に自動化されたクラウド間の移行を実現する特効薬はないという。
企業にとってクラウドの本命は「PaaS」。相互運用性がないことから採用に踏み切れない企業が多いが、OASIS TOSCA標準仕様のリリースによって「PaaSはロックイン」という常識は早晩過去のものになりそうだ。
IBMは3月、クラウドサービスとクラウドソフトウェアにオープンスタンダードを採用すると表明した。その狙いや背景を日本IBMが説明。IaaSやPaaSにおける「オープン・クラウド」を推進するという。
一橋大学大学院の大薗教授が「ポーター賞」受賞企業のユニークな競争戦略を分析する。本稿ではクレディセゾンのクレジットカード事業をピックアップする。
クラウドの売りの1つは、コスト削減を期待できることだ。Forrester Researchのアナリスト ジェームズ・スタテン氏に、クラウドへの投資で結果を出すための秘訣を聞いた。
米国防総省の諮問委員会は「敵が仕掛けてくる攻撃に対して、米国のITインフラは装備が不十分だ」と指摘する。「サイバー攻撃能力を開発すべきだ」との主張も。攻撃は最大の防御となるか。
開発と運用の連携性を高める「DevOps」。ネットサービスを中心に浸透してきたが、伝統的なエンタープライズシステムの領域にも広がるのか。その普及を狙う日本IBMに聞いた。