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1万6000人規模のグループウェア乗り換え、岡山県庁

岡山県庁はグループウェアパッケージを乗り換え、2007年2月に新システムを稼働させた。利用者拡大の中、パフォーマンスが追いつかなくなっていたため。

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 岡山県庁は、2001年に導入したグループウェアのパッケージを乗り換え、2007年2月に新システムを稼働させた。利用者は拡大する中、パフォーマンスが追いつかなくなっていたため。製品を提供したサイボウズが11月20日発表した。

 全国に先駆けて高速通信回線「岡山情報ハイウェイ」を整備するなど、岡山県は自治体のIT活用で先行してきた。岡山県庁では1996年に独自でグループウェアを開発し、庁内の情報活用を高め、業務効率の向上を狙ってきた。しかし、独自開発では操作性に改善が難しく、利用が思うように進まず、2001年にはパッケージ製品に乗り換えていた。

 これにより利用者は増加したものの、ユーザーが増えたことでシステムのパフォーマンスに面が課題となっていた。昨年からパフォーマンスと操作性を大きな選定ポイントに新システムへの移行を検討。2月に「サイボウズ ガルーン 2」へ切り替えた。1万6000人の職員が同グループウェアにアクセスしているという。

 現在は、スケジューラーと掲示板に限定してグループウェアを利用しているが、今後は使用できる機能を拡大し、情報共有スピードの改善を目指す予定としている。

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