花王は1月9日、EDI情報システム子会社の花王インフォネットワークの発行済全株式を日本情報通信(NI+C)に譲渡すると発表した。株式譲渡は1月末に実施する。
花王インフォネットワークは、1996年に設立された花王の100%子会社。花王のEDI構築ノウハウをもとにしたパッケージソフト「EDIPACK」などの販売や保守管理を行っているが、花王グループの事業としては一定の役割を終了したと判断したという。
株式譲渡後の花王インフォネットワークは、エヌアイシー・インフォトレード(予定)と社名を改め、花王グループ各社や一般ユーザーへのソフト販売・保守管理事業を継続する。
NI+CはJNX(Japanese automotive Network eXchange)認定サービスプロバイダーとして、自動車業界を中心に約1000社のEDI関連ユーザー企業を持つ。新たに発足するエヌアイシー・インフォトレードとともに、EDIビジネスにおけるリーディングカンパニーを目指すとしている。
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